コロナ禍の影響の大きい昨今,自分を見つめなおす機会は多いと思います.生活基盤を考え直す人も多いでしょう.「ものの整理」がはやっているようです.私も数年前から「ものの整理」を始めました.なかなか捨てることができなかったのです.
長年,つまらないものだけど「思い出」あるいは「宝物」のように持っているものがあります.特に思い入れもないけれど捨てることもできない,気に入っているかどうか不明な,捨てるか捨てないかの瀬戸際,,微妙なものの扱いをどうするか考えてみました.
いい思い出がよみがえるものを厳選
自分的「宝物」

小銭入れに三千院でいただいたお守りを入れています.お金を呼ぶ種銭,と言われているものですが,これを見るたびに三千院に行ったときの景色,一緒に行った家族,歩いた小道などたくさんの思い出がよみがえります.もみじの素晴らしい庭でした.家族と親族が集まって三千院に行ったのです.
種銭がお金を呼んだのかその幸せなひと時が呼んだのかはわかりません.しかし,種銭のおかげで幸せを思い出すことができています.
最近,〇〇Payやクレジットカードを利用する機会が増え,小銭を使う機会が減りました.神社へお参りのときのお賽銭で使うぐらいです.幸せの小銭入れになっています.
新婚旅行のおみあげ

後輩が新婚旅行で珍しい置物を買ってきました.皆はそのおみあげにびっくりしましたが,先輩なら受け取ってくれると思ったから買ってきた,ということでした.もちろん,喜んで受け取りました.後輩とはもうかなり長く合わないのですが,いい性格だったのでその置物を見るたびいい思い出がよみがえります.
自分自身の新婚旅行のおみやげのポットは粉々に壊れてしまいました.再度手に入れるにはウィーンまで行かなければならないので,将来の楽しみにしたいと思っています.
何を手元に置いておくか!?
何を手元に置いておくか,その選択はとてもむずかしいのですが,「災害に備える」ことを考えるのはどうでしょう.
災害が訪れた直後に避難をしなければならない状態以外,しばらくどのように過ごすかを考えなければなりません.その時,何を手元に持つかは大切です.優先するものをグループ分けするといいでしょう.第1優先のものは巷でよく言われているものです.どこかに避難するか,自分の家にいるかで変わってくるでしょう.数日か,あるいは,数日以上かかるかで次のレベルのグループ分けが必要でしょう.
そんな中,いつもは身に着けていないが家などで身近においているもの,緊急に必要とされるわけではないが何かあったときのために持っておきたいものなどがあります.例えば貴金属類などどうしたらいいでしょうか?
そういうものは身に着けることをお勧めします.日本人が海外旅行に行った時,貴重品はしっかり手元に置いていますね.殆どの場合,パスポートと小銭は身についけていますね.どんなところに避難することになってもいいように,手元にしっかり持っていることができるのがいいでしょう.
そうすると,手元に置いておきたい貴重品以外のものの整理ができると思います.
紙類

小さいころからお絵描きをする紙,雑誌,本,プリントなど紙にまみれて生活しています.結構いい歳になってもこれらが実家に残っている人も多いでしょう.捨てにくいものの内の大きな割合を占めるものですね.
しかし間違いなく,これらは本の虫(リアル)に食われたり,カビが生えたり,ほこりのもとになったりして,マスクが離せず肺を大切にしなければいけないこの時期には大敵のものです.そこで,それらの記録は写真やプリンターなどでスキャンして実物とお別れすることをお勧めします.大量のものも記録することができます.触感はかんじられませんが,視覚的には残るので安心です.

といっても,私もなかなか自分のかつて華々しかった仕事などの記録,手書きの記録,明治時代からある書籍や書類など捨てにくいです.そこで,文化財保護レベルの貴重な物以外や子孫がどうしても残しておきたいと言った場合以外は電磁的に記録し思い切って捨てようと思っています.
時間がかかると思いますが,段階的に頑張ろうと思います.
デジタルに残す方法



多くの人がスマホでネットを利用し連絡を取り合う,と考えるでしょう.太陽光充電器が必要だと思われるでしょう.しかしネットワークが破壊されたりデータセンターのサーバーが作動しなくなったとき,連絡を取り合うことはできないし,ましてや自分の貴重なデータとアクセスなどできません.
自分のNASやハードディスク,SSDは手放すことができないですね.
しあわせにまみれられるのは過去のもの?これからのもの?

ものからしあわせを感じる場合をいくつかお話ししましたが,なくなっても意外に生活できるものは多いと思います.他の人にとっては「変な執着」にしか見えないものですが,他の人からどう思われようと自分は自分,ということを考えてしまうのがいい,と言われることもあります.
しかし,たまには外からの見え方も考えてもいいのかもしれません.
空いた場所には新しいものがはいってくるもの,それを楽しみに,手元のものを厳選し新しいものをとりいれあたらしいしあわせにまみれましょう.
